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山村の口減らし

ほんのりと怖い話スレ その80




979: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2011/12/26(月) 16:16:19.60 ID:YqcDgKnn0
山村の口減らし

母は新潟の雪深い山村の出身である。
怖い話しをする性格ではないのだが、ひとつだけ語った話。

戦後の食糧難で粗食に耐えていた幼少の頃、人さらいが出ると噂になった。
道を聞くようなフリをして、女・子供をさらっていくと云う。
隣の村で男の子が行方不明になって、近隣の村まで大騒ぎで山狩りをした。
その時の騒然とした村の様子は忘れられない記憶らしい。
しかし、行方不明の子供は見つからず、何ヶ月も過ぎて忘れていった。

980: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2011/12/26(月) 16:17:24.00 ID:YqcDgKnn0
何年か後に町に行く機会があって、昔、男の子が行方不明になった村を通過した。
人口の少ない山村なので、どこの家の子かは分かっている。バスの停留所から見えるのである。
その家の前には新しい小さなお地蔵様がおられた。
家自体は雨戸を閉め切って、屋根も草が生えて、かろうじて洗濯物が干されている事が人の居る証だった。母のお母さん(祖母)とお父さん(祖父)は普通を装っていたが、やはり辛そうな、切なそうな雰囲気があったという。

981: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2011/12/26(月) 16:18:44.18 ID:YqcDgKnn0
詳しいことは教えてもらえなかった。
成人するぐらいになって、話しが聞こえるようになった。
行方不明になった男の子は、あの家の子供ではなかった。
遠くの親類が、口減らしの事情で預けていた子供だったらしい。
都会より田舎の方が食うには困らない時代だったのだろうが、預けられた先は残念ながら困窮していたらしい。

982: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2011/12/26(月) 16:19:48.96 ID:YqcDgKnn0
母のいた村でも子供の頃から、栗とか栃の実とか、ワラビやタラの芽とか山で採れるものを判別する。
遊びながらも食料の確保をする。しかし、よそから来た男の子はまだそこまでではなかった。
知らないうちに「渡る」と言う毒キノコを食べてしまったらしい。
三途の川を渡るから「ワタル」と云うらしいが、母は“そんなことを教えなかった事”が嘘くさいと言った。
村の人達の複雑な表情や、祖母や祖父がハッキリ教えてくれない理由、ある時期から村八分みたいになったあの家の住人。
思い起こせばすべてが一つの方向に答えを出していた。

983: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2011/12/26(月) 16:20:48.14 ID:YqcDgKnn0
母「昔はどこも子だくさんやったんや・・・」

母の思い描いた答えが真実なら、悲しくてやりきれない話しだと思った。

985: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2011/12/26(月) 16:50:02.27 ID:pfmoGxs60
>>983
キノコは見分けるの難しいって聞く
時々、キノコ狩りに行った人が間違えて毒キノコ食っちゃって
重症とか死んじゃったとかニュースがあるじゃん
素人の都会っ子じゃワタルとやらを教えて貰ってても
間違える事は大いに有り得るじゃね?

988: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2011/12/26(月) 17:38:29.46 ID:YqcDgKnn0
キノコ食って死んだとこに疑問は無いんだ。
どこで見つかったか?とか、なんで1人だけ当たったのか?ってのが問題なんだ。
村中に箝口令が布かれたみたいになってたから、成人するまで知らなかったんだと。
薄々“殺したんじゃないか?”って思ってたんだろう。状況だけで証拠は無い。
だから完全な八分でもない。そうだよな1人でキノコ食うわけないじゃん。




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この記事へのコメント
田舎でも色々あったみたいだな。
家の婆さんは、学校に白米の弁当持って行って怒られたっていってた。
皆が、芋とか混ぜてるんだから、何か混ぜて来いってさ。
食い物に困るどころか、ヤミで売りに行ってたらしい。
Posted by 名無し at 2015年10月08日 16:26

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